2024年4月中旬の日記

・だるい性別関係の手続きも一段落した。はず。窓口担当者は慌てて担当を変わったり、声をひそめてしゃべりがち。みんな、大丈夫だから落ち着いてください。 大声で復唱されたり嫌な顔をされたりするよりはいい。

・4/20(土)、21(日)、TRPの日は仕事だった。以前は会場に行ったが、もう行けない。TRPへの思いは単純ではない。「昔はよかった」とは絶対に言わないが、しかし限界まで行ってしまったと思う。

・次世代の人たちの話を聞いた。少し前には私ら世代が上の世代から「隔世の感」と言われたけど、もっと若い人たちの人生は全く別のフェーズに入っている。すごいなぁ。

・性別に悩まされる時間が減って、自分の人生と生活に向き合う時間が増えている。侵食されずに、自分の領域を自分のものとする。それを日記に書く。日記を読んでくれてる人、会って話しかけてくれる人たち、感謝に堪えない。私はこうしてここにおります。あなたもいますか。

・近所の藤棚の藤が咲いた。甘い香りの中で、まるまるとしたクマバチがホバリングしている。通勤路のバラのつぼみも膨らんできた。花と葉の色が連動していて、特に若い葉はわかりやすい。赤いバラの葉は紅がかっている。黄色いバラの葉は黄緑。白いバラの葉は明るい緑。

・いろいろあってジェラート屋さんのお得意さんになっている。

・元気がなく、あまり自炊できていない。動悸はやりすごすしかない。

・出掛けに本棚から本を1冊引き抜いて持って行く。内容が気分やできごとにリンクすると楽しい。この間は、咲いていた花の名前を調べたあと、本の中に似た植物が登場した。オオアラセイトウ、ニオイアラセイトウ

・読んだもの:ヴァージニア・ウルフヴァージニア・ウルフ短編集』、堀辰雄風立ちぬ』、スケラッコ『ここは鴨川ゲーム製作所』。

・観たもの:映画『カラオケ行こ!』、青年団「S高原から」@こまばアゴラ劇場

 

舞台「S高原から」の下敷きの1つが『風立ちぬ』だった。トーマス・マン魔の山』もモチーフとのこと。こちらは未読。ちょうどEテレ「100分de名著」5月が『魔の山』らしい。本編は長くて読み切る自信がない。ひとまずテキストを買うか。

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